【成田】ワクワクと安心。リストランテ「アントン」

チキンのソテー。じゃがいもや香草、ニンニクが添えてある。 国内旅

成田空港のお隣の街、公津の杜にあるイタリア料理店「リストランテ アントン」をご紹介します。

公津の杜駅から歩くこと4分ほど。落ち着いた街並みに溶け込むようにそのお店はドアを開いています。
いつも豊富なメニューに加え、季節や日々の鮮度を大切にした黒板メニューで私たちを迎えて下さいます。
「今日はどんな食材に出会えるかな……?」

アントンのエントランス
「ただいま!」って言いたくなる感じ。

肩肘張らない、気取らない、それでいてカジュアルすぎない心地よさが魅力の「アントン」。
お料理はもちろんですが、ワインとドルチェにも力が注がれているのが特徴です。フレンドリーなソムリエにワインの知識を教わりながら料理との取り合わせ決めてゆくのも、楽しみの一つ。ドルチェについては、最後にご紹介します✨

黒板メニュ
黒板には「今日しか食べられない」と思われるメニューがたくさん。初めて見る食材や調理法のことも、スタッフに尋ねれば丁寧に教えて下さいます♪

あれこれ迷った末、本日は「チェーナコース」を選び、料理に合うワインをペアリングしてもらいました。

◎チェーナコース(¥4,100) “cena”は夕飯という意味だそうです
1. 本日の前菜の一皿
2. 前菜の盛り合わせ
3. パスタ
4. パン
5. 魚料理 or 肉料理 (チョイス各種あり)
6. デザート
7. カフェ

オードブル。野菜をゼリーで固めたような料理。
まずは冷たい一皿。椎茸、にんじんといった野菜の姿にさりげなく「和」が漂います。この折衷感に絶妙なセンスが表れています。
オードブル。お皿の上に少しずつ置かれた、キッシュやハムを使った料理など。
キッシュ・ロレーヌ、カツオのカルパッチョ、牛肉のインボルティーニ、千葉県富里産パプリカのマリネ バルサミコソース
ペスカトレ。オレンジ色に輝くソースが美味しそうです。
ペスカトーレ

麺が躍動しているかの如く盛り付けられたペスカトーレ。オレンジ色に輝くソースの美しさは、もう食べるまでもないこのお料理のおいしさそのもの。
「ソースをパンに付けちゃってもいいですよ」とスタッフ。

チキンのソテー。じゃがいもや香草、ニンニクが添えてある。
国産地鶏のグリル 香草オイル

ローズマリーやにんにくが大胆にあしらわれた地鶏。肉質は言うまでもなく、至上。このコースを登山に例えるならば「最後の岩場」という感じ。登り切るのを惜しみつつ、しかし淀むことなくクサビを打ち込み頂きを迎えました。感無量。

ドルチェはケースの中から選ぶことが出来ます。いつも一番人気があるのは「桃のタルト」。今日も既にその姿はありませんでした。是非お店に早めにおいでになって、その気品と愛らしさたっぷりの姿を見つけて下さいね。

ケーキ屋さんのようなショウケース。
ホールを活気づける役目も果たす賑やかなショウケース
売り切れになっている「桃のタルト」。
人気の「桃のタルト」がいたはずの場所
ホワイトチョコレートを薄く削ったものが飾られたケーキ。お皿には赤いソースで彩り。
迷いに迷い、ようやく選んだドルチェ
ケーキ。こちらにも赤いソース。
こちらは友人が選んだドルチェ

訪れる度にホッとするくつろぎがあり、お料理との出会いがあり、発見がある。「アントン」はそんな場所です。公津の杜まで遠いという方は、成田発のご旅行の前夜祭に、あるいは成田到着の後で旅のデブリーフィングをしながら……そんな楽しみ方はいかがでしょうか。

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